従来のMDMは使用者が管理機能を簡単に停止(無効)することでMDM管理から逃れてしまいます。一方、MoDeMはデバイス管理機能を停止した場合、画面を解除するパスワードを強制的に書き換える安全措置を施してあります。

 

1.デバイス管理機能とは?
次のようにデバイス登録(Enrollment)を行うプロセスの中でMoDeMによるデバイス管理を許可していただきます。

これの設定によりデバイスの紛失時などにリモートロックやワイプ、または通常時の各種利用制限を遠隔で行うことが可能になります。

 

2.MoDeMのMDM無効化防止機能
ユーザーはAndroid端末にインストールされたMoDeMアプリを簡単にアンインストールできません。アンインストールするには下図のようにまずデバイス管理機能にてMoDeMを停止しなければなりませんが、停止した時にはMDM管理者に通知メールがリアルタイムで自動送信されます。

さらに、MDM管理者はMoDeMを停止した場合に対して、予め次のようなアクションタイプを対策として設定できます。

【タイプ1】 パスワードの書き換え:
デバイス画面をロックすると同時に端末使用者が設定したパスワードを管理画面で自動生成されるパスワードに強制書き換えられます。
※パスワードは管理者側で変更することもできます。
※管理画面のパスワードで画面を解除したあとは必ずユーザーご自身のパスワードやパターンに変更してください。

【タイプ2】 デバイスの初期化:
強制的にデバイスのリセットを行います。全てのデータを消去した後にリセットされますので設定時には十分ご注意ください