デバイスの割り当てを開始する前に、Apple Business ManagerやApple School ManagerにMDMサーバを作成する必要があります。以下の手順でMDMサーバを追加してください。
⒈ MDMサーバを追加する
１）MoDeM管理画面サイドメニューの「アカウント設定」ABM・ASM設定をクリックします。
２）「パブリックキー」をダウンロードします。
３）Apple Business Manager 、または Apple School Managerに管理者、もしくはデバイスマネージャの役割を持つアカウントでサインインします。
４）左サイドバーの下部にある自分の名前をクリックし、「環境設定」をクリックしてから、「MDMサーバ」をクリックします。
５）続いて「追加」ボタンをクリックします。
６）次は、MDMサーバの固有名を入力し、上記１−２）でダウンロードした
パブリックキー（public-key.pem）証明書ファイルをアップロードした後、「保存」をクリックします。
７）追加したサーバの「トークンをダウンロード」をクリックします。
８）サーバトークンをダウンロードします。（保存先を確認しておいてください。）
⒉ MoDeMコンソールにサーバトークンをアップロードする
１）MoDeM管理コンソールに戻ります。
上記、⒈ −８）でダウンロードしたサーバトークン(.p7mファイル) をアップロードして「OK」をクリックします。
サーバトークンのアップロードを完了すると、次のように設定画面が変わります。
※サーバトークンの有効期限は発行より１年です。必ず有効期限が切れる前に更新するようにご留意ください。
２）続いて、iPhone/iPad本体を監視対象（Supervisor Mode）に設定するか否か、MDMプロファイル削除を許可するか否かに関する設定を確認します。
３）アシスタントをスキップする項目を設定します。
必要に応じてスキップする項目をチェックした後、「保存」をクリックしてください。
４）ABM・ASMに追加したMDMサーバに割り当てたデバイス数を確認できます。
⒊ ABM/ASMでデバイスサプライヤを登録する。
（旧インターフェース）サイドバーよりAppleお客様番号、または販売代理店番号を追加する。
１）ABM、またはASMに管理者、もしくはデバイスマネージャのアカウントでログインします。
２）サイドメニューの「設定」をクリックし、「組織の設定」の下にある「デバイス管理の設定」をクリック、次に「お客様番号」の横にある「編集」をクリックします。
３）「Appleお客様番号」または「販売店番号」を入力した後、「完了」をクリックします。（デバイスのサプライヤ追加完了）
４）引き続き、「デフォルトのデバイスの割り当て」の横にある「編集」をクリックします。
５）各デバイスタイプのデフォルトMDMサーバを選択し、「完了」をクリックします。
（新インターフェース）サイドバーよりAppleお客様番号、または販売代理店番号を追加する。
１）ABM、またはASMに管理者、もしくはデバイスマネージャのアカウントでログインします。
２）サイドバーの下部にある自分の名前（もしくは組織名）をクリックし、「環境設定」を開き、「MDMサーバ割り当て」をクリックします。
３）「お客様番号」の横にある「編集」をクリックしてAppleお客様番号、または販売代理店番号を入力し、「完了」をクリックします。
※Appleお客様番号を入力する際、先頭の０はすべて削除してください。
４）デバイスを自動で割り当ておよび管理するには、「デフォルトのMDMサーバの割り当て」の横にある「編集」をクリックします。
５）MDMサーバを選択し、「保存」をクリックします。
⒋ デバイスの割り当て・再割り当て・割り当ての解除
１）サイドメニューの「デバイス」をクリックし、リストの上部でデバイスの合計台数を選択（または、リストから特定のデバイスを選択）した後に「デバイス管理を編集」をクリックします。
２）デバイスを割り当てるサーバを選択し、「続ける」をクリックします。
３）ダイアログ内容を確認し、さらに「続ける」をクリックします。
４）最後に「完了」をクリックしてデバイス割り当てを終えます。
⒌ デバイスの電源を入れてセットアップする
１）Appleロゴが出るまで電源ボタンを長押し続けます。画面をタップして次に言語と国／地域を選択します。
２）クイックスタートは「手動で設定」をタップして次へ進み、Wi Fiを設定します。
３）MDMサーバーで構成されたリモートマネージメントに同意します。
「リモートマネージメント」＞「次へ」＞「同意する」順にタップしてください。
４）MDMプロファイルをインストールすると、iPhone/iPadをはじめられます。画面下から上にスワイプしてホーム画面を開いてご使用ください。
※MoDeM Liteプランをご利用の場合、端末セットアップはここで完了します。（クライアントAppのインストールは不要）引き続き、「⒎ デバイスにユーザーを紐づける」設定へお進みください。
⒍ クライアントをインストール（MoDeM Standard, MoDeM Enterpriseプラン）
１）iPhone/iPad本体のアクティベーションを完了し、「さあ、はじめよう」の次にホーム画面を開くと、『MoDeM Enroll』と『MoDeM Plus』がインストールされます。
※Apple ID入力せずにMoDeM Plusをインストールする方法
ABM・ASMの「APPとブック」でMoDeM Plusのライセンスを購入して、MoDeM管理画面の「Apple VPP App」で配信すると自動でインストールできます。
２）「MoDeM Enroll」をタップして開いた画面で「確認」を押します。MoDeMPlusアプリが起動されます。このとき表示されるアラートはすべて許可してください。＊MoDeMPlusから送信される通知を「許可」します。
３）MoDeMサービスの利用規約に同意し、「次へ」をタップします。
４）MoDeMPlusのホーム画面が開きます。指で画面の左端から右へスライドさせるとタブメニューが開きます。管理者が配信したデータはこちらのタブに格納され、管理できます。
以上でクライアントのApp認証が終わると、MoDeM管理コンソールにはデバイス情報が登録され、リストアップされます。この時点ではユーザーと紐づけられていないので「NO NAME」の表記になります。
「デバイス」＞「管理機器」or「iOS」＞順にタップして一覧を確認できます。
上図で登録された管理機器にユーザーを紐づける方法は、次のように２つあります。
①個々のデバイスを編集する
「操作」▶︎「編集」▶︎「ユーザー名」や「ラベルネーム」を入力 ▶︎ 保存
②csvファイルで一括設定する
次の「⒎ デバイスにユーザーを紐づける（CSVアップロード）」をご参照ください。
⒎ デバイスにユーザーを紐づける（CSVアップロード）
デバイスを所有するユーザーや管理番号などをつけて管理することができます。
１）MoDeMコンソールで「CSVアップロード」▶︎「登録情報変更」をクリックします。
２）csvファイルを作成します。
①「ダウンロード」：デバイスのOS、作成する項目を選択した後、フォーマットをダウンロードして、作成します。
②「アップロード」：作成したCSVファイルをアップロードします。
③最後に「OK」をクリックします。
ファイルのアップロードを完了したら、管理機器一覧にてデバイスとユーザーが紐づけられたことをご確認ください。
以上でABM/ASMの設定 〜 デバイスにユーザーを割り当てまでの設定が終わりました。端末に関する情報は「デバイス」▶︎「管理機器」にて基本情報を確認できます。